選考突破のコツ〜対面面接編〜

前記事にあるように、セラピストになるためには大きく2つの選考を突破する必要がある。

①WEBエントリーシート

②対面面接

今回は②対面面接について、深掘りしていく。

webエントリーシート選考を無事突破すると、次は事務所または指定のカフェなどで採用者と実際に対面し面接が行われる。

基本的にwebエントリーシートを元に質問をされ、時間は30分〜1時間の所が多いようだ。

対面面接では主に以下3点を確認していると感じた。


  1. エントリーシート内容の真偽の確認
  2. 実際の容姿(顔、身長、体型、清潔感)
  3. 内面(人柄)

以下、詳しく説明していきたい。

エントリーシート内容の真偽の確認

対面面接に進むことが出来たということは、webエントリーシートの内容が良かったということである。

ただし、その内容が本当であればの話だ。過剰なアピールや嘘の可能性も十分にありえる。

そこでエントリーシートの内容を深掘りして質問を投げかけスムーズに受け答えができるか、矛盾がないかを判断していく。

人は嘘をつく時質問をされるのを嫌がり話題を変えたがるものらしい。いろいろな角度から質問されるとボロが出るものである。

基本的にエントリーシートで嘘を書いて仮に通ったとしても対面面接でバレると思っておいた方がいい。

事実の範囲で自己PRを書くべきであるし、もし、自己PRがなければ、セラピストになるには時期尚早なのかもしれない。

まずは経験を積んで”事実”を積むところからはじめよう。

実際の容姿(顔、身長、体型、清潔感)

今の加工アプリの技術は驚くほどに進化しているのでいくらでも顔を変えることができてしまう。

また、身長や体型、清潔感などは実際にあって確かめる必要がある。特に匂いは写真では絶対に伝わらない。

筆者も面接の時には無地の白のTシャツとスキニーパンツで来るようにと指定があったので体型なども見られているのだろう。

女性のニーズは多種多様だが、限度というものはある。相撲取りのような体型では中々採用は難しいだろう。

事実HPに並ぶセラピストは皆すらっとした体型の男性か筋肉質の男性がほとんどだ。

女性の前で裸になる仕事なので、体づくりや体型維持能力は必須となる。

中にはセラピストになりお客様とたくさん食事に行くようになり、ぶくぶくと太っていくセラピストも少なくない。

自己管理能力は少なからずみられているはずなので、普段からトレーニングをしているという自己PRな加点要素となるだろう。

内面(人柄)

セラピストという仕事は基本的に1人で女性に対峙していかなければならない。

一般的な同僚がいる仕事のように、自分の仕事ぶりを同僚に見られて指導されるということがない。

直してくれる人がそばにいないからこそ、最低限のコミュニケーション能力や対話力はベースとして備えている必要がある。

性格や人柄は多様性がお店としても多様性があった方がいいので寛容的だと思うが、最低限のコミュニケーション能力や対話力は見られているだろう。

また、トラブルや裏引きをしないかなど信用できるか否かも大事なポイントとなるだろう。

選考突破のコツ〜webエントリーシート編〜

店舗にもよるが、セラピストになるためには2段階の選考を突破する必要がある。

①webエントリーシート

②対面面接

今回はwebエントリーシートについて、深掘りしていきたいと思う。

HPの求人募集ページからエントリーフォームを送る際、基本的に以下3点が選考基準となる。


  1. 名前や年齢、職歴プロフィール
  2. 志望動機
  3. プロフィール写真

それぞれどのような点に気をつけなければならないのか解説していく。

名前や年齢、職歴のプロフィール

セラピストとして1番人気が出やすいのは2534歳と言われている。

現に今人気のセラピストはこの年齢層に集中している。

もちろん各店舗のカラーや客層によって多少異なるが、一般的に社会人となってさまざまな経験をして垢抜け、一般教養を身につけ、かつ若さや精力もある男としての需要が一番高まるこの年頃は人気が出やすいため、お店も欲しがる傾向にある。

また、無職やフリーター,アルバイトよりも現役会社員や個人事業主として社会経験を一定程度積んでる男性の方が好まれやすいだろう。

というのも、セラピストになると様々な問題や臨機応変な対応を求められるる場面が多々ある。

そんな時に、人生経験が豊富で判断力や一般教養が備わっている人物の方が的確な対応ができるからだ。

特に優遇されるのはセラピストやホストなど女性相手の仕事経験や、プライベートでの女性経験だ。

筆者も面接の際に経験人数や女性関係の経験談などを深堀りされた。

女性を相手に仕事をするには知識や心理学などの一辺倒なテクニックよりも、まず第一に経験値がモノを言う。

WEB選考や面接などではこの部分は特にアピールしたい。

志望動機

求人募集に応募した動機も重要だ。

お金をもらって女性とえっちなことがしたい。といった下心丸出しの動機は厳禁である。これを言った時点でまず受かることはないだろう。

セラピストは直訳すると癒す人となるように、お客様を様々な方法で癒すという大きな命題がある。

男性でも女性でも目の前の人を癒すには、相手に寄り添い、相手視点に立って、悩み事や不安を察知して、それを取り払うことである。

えっちなことがしたい、えっちなことが好き、モテたいという自分視点の動機ではなく、女性を癒したい、女性の役に立ちたいといった相手視点での動悸が必要になる。

もちろん、その動機を裏付けるエピソードや経験談も必要になる。

プロフィール写真

顔やスタイルなどももちろん採用基準となる。

もちろん、イケメンであればイケメンであるほど越したことはないし、高身長であればあるほど有利なのはいうまでもない。

その上で、必要となるのが清潔感だ。

女性を相手にするお仕事である以上、清潔感というのは実は必須項目である。

髪型や服装だけでなく、肌の綺麗さや眉毛や唇の手入れなど細部に気をつけたい。

また、プロフィール写真は実にわかりやすく、手っ取り早く自分をアピールできる要素だ。

応募者が多く他者と差をつけるためにも、スマホの自撮りなどではなくプロのカメラマンにスタジオなどで撮ってもらったり、服装や場所、姿勢などこだわればこだわるほど目立ちやすいし熱量も伝わるだろう。

ここに挙げたこと以外にも工夫できることはたくさんある。

自己PR文の分量や誤字脱字がないこと、読みやすく文が推敲されていること、お店との連絡のやりとりのスピード,言葉遣いの丁寧さなどちょっとした細部にもその人の性格や熱量は伝わるものである。

生半可な気持ちで応募する人も多いそうなので、そういったことひとつとってもライバルに差をつけることができる。

本気でセラピストを目指すのなら、入り口のWEBエントリーから本気を出していこう。

セラピストになるには。

近年ママ活や女性用風俗、レンタル彼氏、コンカフェなど、男性が女性からお金を貰う職業が多様化してきた。

一昔前では、男女の関係において漢がお金を全て払うのが常識であったが、そこには男尊女卑の考えが蔓延っていた。

しかし、昭和から平成、令和へと時代の経過とともに、男女平等の価値観が一般的になる。

女性の社会進出による収入や発言権の向上、SNSの普及などがこういった職業が生まれる一因になったのだろう。

男性なら誰しも一度は、女性からお金をもらって性的サービスをするという職業があったらいいなと妄想した経験があるかと思う。

電柱に一時期良く貼ってあった「男性急募!」の怪しいお仕事(詐欺)ではなく、実在する仕事として女性用風俗という仕事があると知り、やってみたいと思う男性は多いだろう。

だがしかし、現実はそう甘くない。

そもそもセラピストになりたい男性は数多といるので、あるお店では求人倍率100倍超えというところもあるくらいだ。

また、運良くセラピストとしてお店に所属できたとしても、数多くいるセラピストの中から指名してもらい仕事として生活していけるのはほんの一握りの世界である。

まず、第一関門としてセラピストになるためには、お店のHPの求人欄から応募して面接(対面形式+実技形式)を突破しなければならない。

店舗にもよるが、選考は2段階もしくは3段階のところが主流だ。

2段階選考はwebエントリーシート選考→対面選考

3段階選考はwebエントリーシート選考→対面選考→実技選考

である。

この関門を全て突破して、晴れてセラピストとしてデビューすることができるのである。

ちなみに店舗にもよるが、セラピスト登録料として3〜15万前後の登録料がかかるところもある。

登録料には、HP代、プロフィール撮影費用、備品代(オイルやおもちゃ)が含まれる。

競争の激しい選考を勝ち抜いて、登録費用がかかってやっとセラピストになることができるわけだが、そこでやっとスタートライン。

そこから稼げるようになるかは、また別の努力と工夫と才能が必要になる。

自分に合うセラピストの選び方

昨今、マツコの月曜から夜更かしやAbemaTV、人気YouTuberなど様々なメディアで取り上げられるようになって知名度を獲得してきた「女性用風俗」。

今となってはセラピストの登録も3000人をゆうに超えるようになった。

それぞれが売りや特徴、特技を待ち合わせていて非常に個性豊かだ。

セラピストとしての成熟度(プロ度)もピンキリ。

そんな数多のセラピストの中からお気に入りのセラピスト(スキピ)を見つけるにはどうしたらいいのだろうか。

「誰かのお気に入りは誰かの地雷」といった格言があるように、人によってお気に入りの基準は異なる。

セラピストの選定基準は

  • 顔やカラダつき身長などの容姿
  • 人柄や性格などのフィーリング
  • いちゃ甘系や色恋系、可愛い弟系、オラオラ系、SM系などの施術スタイル
  • 施術技量
  • プロか素人か

など多岐にわたる。

まずは自分がどんな男性が好みなのかを明確に知る必要がある。

今までに付き合ったことある男性やテレビやドラマで見た好きな男性、AVで見た憧れのプレイなど理想の男性像を思い浮かべてほしい。

それから女性用風俗のお店HPやTwitterなどのSNS、kaikanや女性用風俗.comなどの女性用風俗情報ポータルサイトからお気に入りのセラピストを見つけていくのがいいだろう。

ただし、顔にモザイクをかけているセラピストの方が多いのが現状である。

顔第一主義の方はモザイクなしのセラピストから選んだ方が間違い無いだろう。

会ってみたら想像と違って帰りたくなった、逆にお金を貰いたいくらいという声はよく耳にする。

どうしてもモザイクのセラピストが気になる場合は、多くのセラピストは日記やSNSも更新してる場合が多いので、プロフィール写真だけでなく、隅々までチェックすると選び間違いの確率が少しでも下がると思うのでオススメ。

あとはプロフィールや口コミ、写メ日記やツイートなどセラピストが発信しているものを隅々までチェックするのもオススメする。

そういったものを見ていると行間からなんとなく人となりが見えてくるものである。

綺麗事ばかり言って実際会うと全然違って嫌な思いをしたということもしばしばあるようなので、表面だけでなく、本質をしっかりと見極める準備が非常にセラピスト選びにはかかせない。

また、中には女風ユーザーどうしでDMを送り合って情報交換をするという強者もいるようだ。

中々まだ、日常的に女風の話を身の回りの知り合いに話すのは勇気がいる時代なので、匿名のSNSで積極的に情報を集交換するというのも一つの手なのかもしれない。

ただ、本当のお気に入りは誰にも教えたくないものなので、嘘の情報も混じっている。

あくまでも参考までにとどめるようにするといいだろう。

最後に、どうしても自分で隅々まで選びきれないという方は、ランキングから選ぶというのは非常におすすめだと思う。

ただし、ランキングは運要素もあるので、パッと出てきた人ではなく、常に上位のランキングを維持しているひとがいいだろう。

常に支持されているということは一定のクオリティは担保されている可能性がかなり高い。

ランキングで常連のランカーセラピストから数名入ってみて、実際に会って話して施術を受けて行くことで、徐々に自分の中で求める基準が出来上がっていくものである。

セラピストになって1番の悩み

セラピストになってから今日まで本当に様々なことがありまさに激動の日々だった。

1日1日がそれまでの人生と比べ物にならないくらい色濃くて、1週間が3週間、1ヶ月が2〜3ヶ月くらいに感じることもしばしば。

普通に生きていたら、異性とデートやHなんて1週間に1〜2回位が妥当なところだろう。

それでも世の中一般的にはプレイボーイの部類に入るはずだ。

しかしセラピストをやっていたら、1日に2〜3人会うことはざらで、多い人だと1日に5,6人ということもざらにあるらしい。

1〜2日、1週間、長くて1ヶ月間の貸切コースというものもあるので、1年365日のうち、かなり多くの時間をお客さんと過ごすことになる。

お客さんといる時は1人でいる時のようにぼーっとしてる時間はなく、常に何かを一緒にしているか話しているかしているので、常時一定の気を張っている状態、いわば緊張状態である。

起きる出来事も、経験も通常の何倍も体験するので結果として長い日数年月が短い期間に経過したように感じるのだと思う。

そして何より、”女性”を人の何倍も何十倍も経験することになる。

一見、めちゃくちゃ羨ましいことに聞こえるかもしれない。

自分も最初はそう思っていた、、、

いや、今も男としてかなり羨ましがられる立場にはあると思う。

しかし、最大のデメリットがそこには潜んでいたのだ。

それは、

女性に興奮しにくくなる

ということ。

これは唯一セラピストになった時には想像もしていなかった誤算だった。

一男性として女性が好きで、こんな素晴らしい仕事はないとはじめたセラピストだったが、毎日数多の女性と会いHなことを繰り返すうちに、裸に興奮しなくなってくるのだ。

何とも贅沢な悩みじゃないかと思うかもしれないが、これは男性としては死活問題に匹敵する。

人生の楽しみの中でかなりのウェイトを占める性欲がなくなるまたは少なくなるというのは、人生の意味を考え始めるキッカケに十分になり得る。

似た話として風俗嬢が男のペニスや裸を見ても何も思わなくなるというのはどこかで聞いたこともあるだろう。

これは女性用風俗で働くセラピストでも同じだったのだ。

性感の最中に、男性女風セラピストのあそこが無反応だったということは意外と経験したことのある女風ユーザーも多いのではないだろうか。

セラピストあるあるとしても有名なことだろう。

どうか、セラピストのペニスが無反応でも責めないであげて欲しいし、自分に魅力がないんだなどと落ち込まないでほしい。

これは一種の女風セラピストの職業病なのである。

おそらく、セラピストをやめて一般男性に戻りしばらく女性の裸を見ない期間を設ければ自然と治るのであろう。

ただし、セラピストで居続ける限りはこの職業病を受け止め、向き合っていがなければならない。

好きなことを仕事にすると好きじゃなくなるとよく言うが、まさにこれがその一例なのだろう。

自分もこの職業病としっかりと向き合ってこれからもセラピストという仕事を邁進していきたい。

ブログはじめてみました!

昨今だいぶ世の中に知れ渡ってきた女性用風俗ですが、
まだまだ未知の発展途上段階です。

最近女風ユーザーさんの体験記ブログなどはたまに見かける様になってきましたが、セラピスト視点でのブログはなかったので、ブログ開設しちゃいました。

正直なところ、まだまだ現役でしかもそれなりに忙しくさせてもらっているランカーなので本来ブログを書くのもままならないです。

それでも、経験豊富で長年業界を見てきた自分だからこそ、
セラピストの目線から見た女性用風俗(女風)の世界を発信していけたらと思います。

業界の裏事情セラピストの本音体験談など自分にしかできない発信をしていきたいと思うので温かい目で見守っていただけたら幸いです。

宜しくお願いいたします。