自分に合うセラピストの選び方

昨今、マツコの月曜から夜更かしやAbemaTV、人気YouTuberなど様々なメディアで取り上げられるようになって知名度を獲得してきた「女性用風俗」。

今となってはセラピストの登録も3000人をゆうに超えるようになった。

それぞれが売りや特徴、特技を待ち合わせていて非常に個性豊かだ。

セラピストとしての成熟度(プロ度)もピンキリ。

そんな数多のセラピストの中からお気に入りのセラピスト(スキピ)を見つけるにはどうしたらいいのだろうか。

「誰かのお気に入りは誰かの地雷」といった格言があるように、人によってお気に入りの基準は異なる。

セラピストの選定基準は

  • 顔やカラダつき身長などの容姿
  • 人柄や性格などのフィーリング
  • いちゃ甘系や色恋系、可愛い弟系、オラオラ系、SM系などの施術スタイル
  • 施術技量
  • プロか素人か

など多岐にわたる。

まずは自分がどんな男性が好みなのかを明確に知る必要がある。

今までに付き合ったことある男性やテレビやドラマで見た好きな男性、AVで見た憧れのプレイなど理想の男性像を思い浮かべてほしい。

それから女性用風俗のお店HPやTwitterなどのSNS、kaikanや女性用風俗.comなどの女性用風俗情報ポータルサイトからお気に入りのセラピストを見つけていくのがいいだろう。

ただし、顔にモザイクをかけているセラピストの方が多いのが現状である。

顔第一主義の方はモザイクなしのセラピストから選んだ方が間違い無いだろう。

会ってみたら想像と違って帰りたくなった、逆にお金を貰いたいくらいという声はよく耳にする。

どうしてもモザイクのセラピストが気になる場合は、多くのセラピストは日記やSNSも更新してる場合が多いので、プロフィール写真だけでなく、隅々までチェックすると選び間違いの確率が少しでも下がると思うのでオススメ。

あとはプロフィールや口コミ、写メ日記やツイートなどセラピストが発信しているものを隅々までチェックするのもオススメする。

そういったものを見ていると行間からなんとなく人となりが見えてくるものである。

綺麗事ばかり言って実際会うと全然違って嫌な思いをしたということもしばしばあるようなので、表面だけでなく、本質をしっかりと見極める準備が非常にセラピスト選びにはかかせない。

また、中には女風ユーザーどうしでDMを送り合って情報交換をするという強者もいるようだ。

中々まだ、日常的に女風の話を身の回りの知り合いに話すのは勇気がいる時代なので、匿名のSNSで積極的に情報を集交換するというのも一つの手なのかもしれない。

ただ、本当のお気に入りは誰にも教えたくないものなので、嘘の情報も混じっている。

あくまでも参考までにとどめるようにするといいだろう。

最後に、どうしても自分で隅々まで選びきれないという方は、ランキングから選ぶというのは非常におすすめだと思う。

ただし、ランキングは運要素もあるので、パッと出てきた人ではなく、常に上位のランキングを維持しているひとがいいだろう。

常に支持されているということは一定のクオリティは担保されている可能性がかなり高い。

ランキングで常連のランカーセラピストから数名入ってみて、実際に会って話して施術を受けて行くことで、徐々に自分の中で求める基準が出来上がっていくものである。

セラピストになって1番の悩み

セラピストになってから今日まで本当に様々なことがありまさに激動の日々だった。

1日1日がそれまでの人生と比べ物にならないくらい色濃くて、1週間が3週間、1ヶ月が2〜3ヶ月くらいに感じることもしばしば。

普通に生きていたら、異性とデートやHなんて1週間に1〜2回位が妥当なところだろう。

それでも世の中一般的にはプレイボーイの部類に入るはずだ。

しかしセラピストをやっていたら、1日に2〜3人会うことはざらで、多い人だと1日に5,6人ということもざらにあるらしい。

1〜2日、1週間、長くて1ヶ月間の貸切コースというものもあるので、1年365日のうち、かなり多くの時間をお客さんと過ごすことになる。

お客さんといる時は1人でいる時のようにぼーっとしてる時間はなく、常に何かを一緒にしているか話しているかしているので、常時一定の気を張っている状態、いわば緊張状態である。

起きる出来事も、経験も通常の何倍も体験するので結果として長い日数年月が短い期間に経過したように感じるのだと思う。

そして何より、”女性”を人の何倍も何十倍も経験することになる。

一見、めちゃくちゃ羨ましいことに聞こえるかもしれない。

自分も最初はそう思っていた、、、

いや、今も男としてかなり羨ましがられる立場にはあると思う。

しかし、最大のデメリットがそこには潜んでいたのだ。

それは、

女性に興奮しにくくなる

ということ。

これは唯一セラピストになった時には想像もしていなかった誤算だった。

一男性として女性が好きで、こんな素晴らしい仕事はないとはじめたセラピストだったが、毎日数多の女性と会いHなことを繰り返すうちに、裸に興奮しなくなってくるのだ。

何とも贅沢な悩みじゃないかと思うかもしれないが、これは男性としては死活問題に匹敵する。

人生の楽しみの中でかなりのウェイトを占める性欲がなくなるまたは少なくなるというのは、人生の意味を考え始めるキッカケに十分になり得る。

似た話として風俗嬢が男のペニスや裸を見ても何も思わなくなるというのはどこかで聞いたこともあるだろう。

これは女性用風俗で働くセラピストでも同じだったのだ。

性感の最中に、男性女風セラピストのあそこが無反応だったということは意外と経験したことのある女風ユーザーも多いのではないだろうか。

セラピストあるあるとしても有名なことだろう。

どうか、セラピストのペニスが無反応でも責めないであげて欲しいし、自分に魅力がないんだなどと落ち込まないでほしい。

これは一種の女風セラピストの職業病なのである。

おそらく、セラピストをやめて一般男性に戻りしばらく女性の裸を見ない期間を設ければ自然と治るのであろう。

ただし、セラピストで居続ける限りはこの職業病を受け止め、向き合っていがなければならない。

好きなことを仕事にすると好きじゃなくなるとよく言うが、まさにこれがその一例なのだろう。

自分もこの職業病としっかりと向き合ってこれからもセラピストという仕事を邁進していきたい。

【初出勤】デビュー当日

面接に通過し、研修を終え、自分のHPが出来上がるとすぐに予約の電話がなった。

初めてのセラピストの仕事まで2日程余裕があったので研修で学んだことを繰り返し頭の中でイメトレ。

ひとまず流れは頭の中に入ったので最終持ち物チェックを行って家を出た。

待ち合わせの場所まで電車に揺られながら、不安で頭がいっぱいになる。その不安はどんな人が来るんだろう、嫌な人じゃないかな、と言ったお客さまに関する不安ではない。

しっかりと自分は仕事ができるのか、ミスしないかといった自分に対する不安だった。

時間の15分前に到着したので、待ち合わせ場所から少し離れた場所で待機してホテルまでのご案内の道のりをGoogleマップで最終確認。

あまり来たことがない街でそこのラブホテルは人生で一度も行ったことがなかったので何度もマップをみて頭に道のりを叩き込む。

そして時間が来たので5分前に待ち合わせ場所に移動して、お客さまが来るのを待った。

道の右と左を交互に見ながら、あの人かな?いやこっちの人か?と通り過ぎようとする人を目で追いかける。

どんな人が来るか、年齢も体型もわからないが、事前にメールでやりとりしていた服装だけを手がかりにキョロキョロとひたすら周囲を見渡す。

すると、メールで聞いていた服装の人が道の向こうから近づいてくるのが見えた。

ふくよかな体型をした30代半ばと思われるメガネをかけたスーパーの魚売り場コーナーで夕飯を吟味してそうなおばさんだった。

「はじめまして、A子さんですか?」と声をかけるとすぐにA子さんはうなづいた。

挨拶を済ませホテルへと向かう。行くホテルは事前にメールで指定されていたので頭に入れておいた道のりを思い出しながらホテルへ向かう。

「今日がこの仕事初めてなんです!まだわからないことばかりでご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが、宜しくお願いします!」と伝えると、

「私が初めてなんですね!宜しくお願いします。細かいことは気にしないから大丈夫ですよ」と言って頂けた。

優しそうな人でとりあえず一安心しつつも、まだまだ緊張が解れないうちに世間話をしているとすぐにホテルに到着した。

受付で部屋を決めて部屋代の支払いをお客さんが済ませいよいよ部屋に入り、まずは本日のお代をいただいた。

そしてシャワーやらベッドやらアメニティやらと研修で学んだことを思い出しながら準備をはじめた。

緊張してテンパってしまい頭が真っ白になり、何度もイメトレしたはずなのに何をすればいいかわからなくなった。

部屋から死角のバスルームに入りとりあえず深呼吸し落ち着くとだんだんと思い出してきたので、気を取り直して準備を再開。

準備を終えたのでソファで待つお客さまの隣に座りカウンセリングを始めた。

好きなことや苦手なことしてほしいことやしてほしくないことなど雑談を交えながら一通り質問をしていく。

ふと時計を見ると既に1時間近く経過していた。予約時間は2時間なのでもう既に半分の時間が経過している。

やばい。時間配分ミスった。とりあえずエロいことは最低限しようと思い、肩を寄せ距離を縮めて雰囲気を一気にエロモードに変える。

キスをしてFカップくらいありそうな胸を揉むと声を漏らし初めてこのまま始まりそうな雰囲気になったが、そうだ次はお風呂だと覚えたことが頭をよぎる。

中断してお風呂を促しシャワーを浴びてもらい、交代で自分も入った。

裸にバスタオルだけ巻いた状態でベッドに横になってもらいオイルマッサージを始める。

研修で学んだ通りにぎこちない指を滑らせて全身をなんとかマッサージし、いよいよ性感マッサージに入っていく。

マッサージから性感マッサージの流れは境界がない。

太ももから秘部の際どい部分のマッサージまで徐々にエロいマッサージに変わっていき、気づいたら愛撫になっているという状況が自然だ。

キワキワのところをマッサージしている時に、ふと指が秘部をかするとヌメっと暖かいとろみのある液体が指についた。

この時にはすでにお客さんのカラダは火照り、出来上がっていたのだ。

セラピストとして平静を保たなければならないところなのだろうが、ド新人の初接客ということもあり、一般男性と寸分変わらず興奮してしまった。

ドクドクと鼓動が速くなり、体温が上昇するのを感じる。

今度はもう一度、さっきよりもしっかり秘部に指を擦り付けるように太ももを撫でた。

するとカラダはビクッと動き、「あっ」と声が漏れたのが聞こえた。

そこからは堂々とトロミのある秘部に触れ完全にマッサージから前戯の雰囲気に切り替わった。

今までの人生で経験してきたSEXや雑誌やAVで知っている全知識を総動員して、ド新人ながら持てる力を全部振り絞った前戯をおこなった。

研修で学んだフェザータッチや愛撫、クンニを行っていく。

特に、クンニリングス(通称クンニ)は性感マッサージの醍醐味の一つといえる。

一般的には、女性が男性の性器を舐めるフェラチオは良くあることだが、男性が女性の性器を舐めあげるクンニはしたがる男性が少ない。

中には一度もされたことがないという女性も少なくないだろう。

基本的に性感マッサージではクンニは必須となっている。

かくいう自分も元々あまり好きじゃないので、あまりしたことはなかったが、研修で学んだことを念頭におき、女性の股に顔を埋める。

男女の性器の形の違いからか、クンニをすると口の周りがネチョネチョとした液体でグッチョリする。

慣れない感覚だが、セラピストになった以上、するしかない。

覚悟を決めて犬のように貪るように、かつ、優しくがむしゃらに舐め上げた。

そうこうしていると、お客さんが自分の竿をつかみしごき始め、入れてほしいと言ってきた。

もちろんお店の規定では、本番行為は禁止となっている。

だがしかし、ド新人というのもあって、うまい断り方が浮かばなかった。

しかもそれなりに元気になってしまっていて、結局お客さんの要望通りにしてしまった。

これも「新人あるある」なのかもしれない。

ことが終わると抱きしめて時間まで頭を撫でる。

男にはやりたくて仕方ない時と、そこまでやりたくないがカラダが反応してしまって妥協してやる時があるが、後者だった。

射精するので気持ちいいことには気持ちいいのだが、プライベートのSEXの悦びとは違うものだった。

なんとも言えない感情を胸に抱きながらも時間が来たので一緒にシャワーに向かった。

身支度を済ませてホテルを出ると、最寄駅までお客さんと手を繋いでお見送りし、初デビューを無事終えたのだった。

ブログはじめてみました!

昨今だいぶ世の中に知れ渡ってきた女性用風俗ですが、
まだまだ未知の発展途上段階です。

最近女風ユーザーさんの体験記ブログなどはたまに見かける様になってきましたが、セラピスト視点でのブログはなかったので、ブログ開設しちゃいました。

正直なところ、まだまだ現役でしかもそれなりに忙しくさせてもらっているランカーなので本来ブログを書くのもままならないです。

それでも、経験豊富で長年業界を見てきた自分だからこそ、
セラピストの目線から見た女性用風俗(女風)の世界を発信していけたらと思います。

業界の裏事情セラピストの本音体験談など自分にしかできない発信をしていきたいと思うので温かい目で見守っていただけたら幸いです。

宜しくお願いいたします。