近年ママ活や女性用風俗、レンタル彼氏、コンカフェなど、男性が女性からお金を貰う職業が多様化してきた。
一昔前では、男女の関係において漢がお金を全て払うのが常識であったが、そこには男尊女卑の考えが蔓延っていた。
しかし、昭和から平成、令和へと時代の経過とともに、男女平等の価値観が一般的になる。
女性の社会進出による収入や発言権の向上、SNSの普及などがこういった職業が生まれる一因になったのだろう。
男性なら誰しも一度は、女性からお金をもらって性的サービスをするという職業があったらいいなと妄想した経験があるかと思う。
電柱に一時期良く貼ってあった「男性急募!」の怪しいお仕事(詐欺)ではなく、実在する仕事として女性用風俗という仕事があると知り、やってみたいと思う男性は多いだろう。
だがしかし、現実はそう甘くない。
そもそもセラピストになりたい男性は数多といるので、あるお店では求人倍率100倍超えというところもあるくらいだ。
また、運良くセラピストとしてお店に所属できたとしても、数多くいるセラピストの中から指名してもらい仕事として生活していけるのはほんの一握りの世界である。
まず、第一関門としてセラピストになるためには、お店のHPの求人欄から応募して面接(対面形式+実技形式)を突破しなければならない。
店舗にもよるが、選考は2段階もしくは3段階のところが主流だ。
2段階選考はwebエントリーシート選考→対面選考
3段階選考はwebエントリーシート選考→対面選考→実技選考
である。
この関門を全て突破して、晴れてセラピストとしてデビューすることができるのである。
ちなみに店舗にもよるが、セラピスト登録料として3〜15万前後の登録料がかかるところもある。
登録料には、HP代、プロフィール撮影費用、備品代(オイルやおもちゃ)が含まれる。
競争の激しい選考を勝ち抜いて、登録費用がかかってやっとセラピストになることができるわけだが、そこでやっとスタートライン。
そこから稼げるようになるかは、また別の努力と工夫と才能が必要になる。